https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20180612/6040001062.html

首都圏への野菜出荷へ出発式
06月12日 19時10分

岩手県有数の農業地帯、奥州市ではトマトやキュウリなどの収穫が本格化するなか、12日、首都圏に出荷されるための出発式が行われました。

奥州市江刺で行われた出発式には、地元の農家や農協の関係者などおよそ200人が集まりました。
そして農家を代表して及川貢さんが、「ことしは天候に恵まれながら収穫ができている。さらに生産量を増やして多くの人たちに食べてもらいたい」とあいさつしました。
このあと1600箱、あわせて8.4トンのキュウリやトマト、それにピーマンを積んだトラックが東京の青果市場に向けて出発しました。

地元の農協によりますと、去年は夏場の記録的な日照不足で、すべての野菜の生産量が大幅に減ったということで、ことしは、去年よりも全品目でおよそ10%多い生産量を目標にしているということです。
野菜の出荷は9月ごろまで主に首都圏に向けて行われる予定で、ナスや葉野菜も出荷されることになっています。