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柵に突き刺されたサメの頭部発見…豪海難救助団体の事務所で
2018年6月13日 19:08 
発信地:シドニー/オーストラリア

【6月13日 AFP】オーストラリアの海難救助団体の事務所で10日、サメの頭部が柵に突き刺されているのが発見された。この残忍な行為に、ソーシャルメディア上では批判の声が上がっている。

 シドニーから南に約100キロ離れたシェルハーバー(Shellharbour)にあるボランティア団体「マリンレスキューNSW(Marine Rescue NSW)」の事務所で10日朝、出勤した職員らが、たばこの吸い殻やごみが詰め込まれたアオザメの頭部を発見したという。

 団体幹部のブルース・ミチェル(Bruce Mitchell)氏はAFPに対し、「聞くのも初めてのこと」だと述べ、サメの状態はまだ新しいため、9日に捕獲された可能性があると説明。サメの体重は約70キロぐらいあっただろうとしている。


 ミチェル氏によれば、緊急時などに船の救難活動に従事する同団体は脅迫などを受けておらず、警察にも通報していないという。

 同団体はフェイスブック(Facebook)とツイッター(Twitter)にサメの頭の写真を投稿。「水上の救命活動に献身するボランティア職員にショックを与える」ものと非難している。(c)AFP

豪シェルハーバーで、海難救助団体「マリンレスキューNSW」の事務所の柵に突き刺されたサメの頭部(2018年6月10日撮影、12日公開)。(c)AFP PHOTO/Marine Rescue Service NSW
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