新幹線殺傷事件現場の様子、2人は無言で揉み合い続けた

逃げ惑う乗客の中心にいて、2人は無言で揉み合い続けていたという。
「やめろ」とも「助けて」とも叫ぶわけではなく、185cmという長身の白いワイシャツ姿の男性が、
「なた」を振るう小島一朗容疑者(22才)を後ろから羽交い締めにしていた。
一言も発せずに歯を食いしばり、凶器を持つ犯人の手を、力の限りに押さえていた。

ところが、揺れる車内で男性はバランスを崩して倒れてしまう。
その隙に小島容疑者は他の乗客を襲おうと動き出した。
すると、男性は再び立ち上がって犯人に向かって突進した──。
それが、別の車両に逃げる乗客が見た、男性の最後の雄姿だった。
http://news.livedoor.com/article/detail/14861245/