北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が12日のトランプ米大統領との会談で、安倍晋三首相との会談に応じる意向を示していたことが14日、分かった。日朝関係筋が明らかにした。首相は同日午後1時半から拉致被害者の家族らと首相官邸で面会し、日朝首脳会談による拉致問題解決を目指す決意を伝える。

12日にシンガポールで行われた米朝首脳会談では、トランプ氏が拉致問題を提起した際、正恩氏は「解決済み」とする従来の立場に言及しなかったことが判明している。首相はこれらの反応を前向きに捉えており、日朝関係のこう着状態を打開する考えを家族らに直接伝える意向だ。

日朝関係筋によると、トランプ氏は米朝会談で、経済協力を受けたければ日本と交渉すべきだと勧め、経済協力は拉致・核・ミサイル問題の包括的解決が条件とする日本の立場も説明したとみられる。これに対し、正恩氏は首相との会談に応じる意向を示し、トランプ氏は日朝会談を仲介する用意があると伝えたという。

(2018/06/14-12:22)
時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061400453&;g=use

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