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“韓国駐留の米軍 縮小や撤退の必要なし”日米防衛相
2018年6月15日 4時51分

米朝首脳会談を受けて、小野寺防衛大臣は14日夜、アメリカのマティス国防長官と電話で会談し、韓国に駐留するアメリカ軍について、東アジア地域の安全保障にとって重要だとして、縮小や撤退の必要はないという認識で一致しました。

この中で、小野寺大臣は「米朝首脳会談で北朝鮮が非核化の意思を文書で約束したことを支持する。北朝鮮のすべての大量破壊兵器やあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄に取り組むため、緊密に連携し、引き続き国連安保理決議の完全な履行を求めていく必要がある」と述べました。

そのうえで、小野寺大臣は、トランプ大統領が将来的な縮小・撤退に言及した韓国に駐留するアメリカ軍について、東アジア地域の安全保障にとって重要だとして、現在の規模を維持するよう求めたのに対し、マティス長官も「縮小などは検討していない」と述べ、在韓米軍の縮小や撤退の必要はないという認識で一致しました。そして、今後も北朝鮮の非核化に向けて緊密に連携していく方針を確認しました。