ポルトガルはサティベックスなど一部の大麻製剤を合法化しているが、
より進めて国内での医療大麻栽培と大麻抽出製剤を合法化する。

ポルトガル議会:医療大麻の合法化を決議 2018年6月16日
http://portuguese-american-journal.com/parliament-prescribed-use-of-medical-marijuana-approved-portugal/

ポルトガル議会は、医師の処方箋により入手可能で、薬局でのみ販売される
「大麻ベースの医薬品」の使用を承認した。

この措置は、大麻の医学的利用、PTSD、慢性疼痛、癌治療の副作用、および
その他の症例リストを合法化する。

他のヨーロッパ諸国は既に許可されている。

この法案は大統領に提出され、大統領は法案を拒否する権限を持っているが、
7月1日に施行される新法に署名し、合意する予定である。

医師会のミゲル・ギマライス氏は、ロイターとのインタビューで「ポルトガルは、医療大麻栽培が
許可されている2つの事例があるため、臨床試験ではポルトガルで優れた機会が得られる」、
「国際レベルでは極めて有望な分野だ」と述べた。

2017年、 カナダの大麻生産会社ティルレイは、ポルトガルの医療大麻事業に
約2950万ドルを投資した。

この事業は、欧州連合全土に流通させるために大麻製品を処理、包装、配布する。