厚生労働省によりますと大阪府では国立循環器病研究センター以外にも正午すぎの時点で建物が被害を受けたり、職員が不足している医療機関が複数出ています。

吹田市の協和会病院と高槻市のみどりヶ丘病院では水が使えなくなったり不足したりしているということです。

高槻市の高槻赤十字病院、東大阪市の市立東大阪医療センター、大阪市西成区の杏林記念病院、大阪市港区の大阪みなと中央病院、それに奈良県大和郡山市の大和郡山病院はエレベーターが停止しているということです。

また高槻市の大阪医大三島南病院堺市中区の堺藤田病院、大阪市都島区の明生病院大阪市西成区の山本第三病院は出勤できない職員がいて人手が不足し、患者の対応に時間がかかっているということです。

さらに吹田市の済生会吹田病院と大阪市生野区の村田病院は大勢の患者が受診しているため、いずれも新たな患者が来ても対応に時間がかかるおそれがあるということです。

一方、大阪府内にある災害拠点病院はすべて、ライフラインに問題はなく患者の受け入れができる状態だということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180618/k10011483261000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_028