倒壊した塀の点検結果「業者の記憶があいまい」高槻市長
https://www.asahi.com/articles/ASL6M621QL6MPTIL052.html

 市によると、倒壊した塀の高さは1・9メートルの基礎部分にブロックを8段(1・6メートル)積み上げた構造で、建築基準法施行令に違反する構造だった。
市はブロック塀を含む校内の建物について、3年ごとに専門業者に依頼して安全点検を実施。
会見では、2017年1月に実施した定期点検結果の報告書が公表された。


 報告書には131項目の内容を記載。各項目には「指摘なし」「要是正」などの欄があり、それぞれ「○」と「−」印がつけられていた。
倒壊したブロック塀も「−」と記されており、この印の意味に質問が集中。
しかし市側は「当時の業者の記憶があいまい」などと述べ、昨年の調査結果の内容については明らかにされなかった。