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福岡・朝倉で4400世帯に避難勧告 夜中に大雨の恐れ
徳山徹2018年6月19日23時42分

 昨年7月の九州北部豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市は19日午後8時、「大雨になる恐れがある」として、被災の程度が重かった市内8地区に避難勧告を出した。同市が今年4月に、早めに避難勧告や指示を出すよう基準を改めて以来初めての発令となる。

 避難勧告が出されたのは、杷木地域(杷木、松末、久喜宮、志波地区)などの計4377世帯1万1245人。合わせて市内4カ所に避難所を開設した。

 市は、8地区に関して、気象庁が大雨警報や洪水警報を出した時点で避難勧告を出すよう改めていた。同日午後8時時点では大雨注意報にとどまり、基準には達していなかったが、市防災交通課は「夜中に大雨警報などが発令される可能性があり、前倒しで勧告を出した」と説明した。(徳山徹)