たまたまスレ
国会会期末の20日、自民・公明両党は、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備法案などを確実に成立させたいとして、会期を来月22日まで32日間延長するよう、衆・参両院の議長に申し入れました。会期の延長は、午後の衆議院本会議で与党などの賛成多数で議決される運びです。

安倍総理大臣と公明党の山口代表は20日朝、国会内で会談し、20日に会期末を迎えた今の国会の会期をめぐって協議しました。

この中で、安倍総理大臣は「この国会を『働き方改革国会』と位置づけてきたので、会期を延長して働き方改革関連法案を成立させたい」と述べました。

これに対し、山口代表も「IR整備法案や、参議院の1票の格差を是正するための公職選挙法改正案なども成立を図りたい」と応じました。

そして、これらの法案を確実に成立させるには十分な日程が必要だとして、会期を来月22日まで32日間延長する方針を正式に決めました。

このあと、自民・公明両党は衆・参両院の議長に会期の延長を申し入れ、午後開かれる衆議院本会議で与党などの賛成多数で議決される運びです。

通常国会の会期が延長されるのは、安全保障関連法などが審議された3年前の平成27年以来となります。

自民 二階幹事長「重要法案の確実な成立を」
自民党の二階幹事長は記者団に対し、「緊張感を持ってしっかりと対応し、働き方改革関連法案やIR整備法案など、重要法案の確実な成立を期していきたい。延長した以上は、国民に納得してもらえる成果があがるよう全力を尽くしたい」と述べました。
公明 山口代表「野党側も大局観に立って理解を」
公明党の山口代表は記者団に対し、「延長することになったのは、与党として謙虚に丁寧に議論してきた結果だ。国民生活に広く関わる重要な法案がめじろ押しであり、最大限努力して成立を図っていきたい。さまざまな決議案が乱発され、審議の遅れにつながっている状況もあるので、野党側にも大局観に立って理解してもらいたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180620/k10011487221000.html