2018年6月20日 11時10分
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韓国が、戦時中の女性への人権問題を国際社会に知らせる計画を発表したことについて、河野外務大臣は、韓国側から「慰安婦問題とは無関係だ」という説明があったとして受け入れる考えを示しました。
韓国のカン・ギョンファ（康京和）外相は、18日、慰安婦問題は戦時中の女性に対する深刻な人権問題だとしたうえで、国際社会に知らせる新たな計画をつくることを明らかにしたのに対し、外務省は、直ちに、慰安婦問題をめぐる日韓合意の精神に反するとして韓国側に抗議しました。

河野外務大臣は記者団に、これまでに韓国外務省から、新たな計画は女性や平和の問題などに積極的に貢献するための枠組みで、慰安婦問題とは関係がないという説明があったことを明らかにしました。

そのうえで、「未来志向の日韓関係を作れるよう一生懸命努力したいし、韓国側もそれに向けた環境整備をやってもらいたい」と述べ、韓国側の説明を受け入れる考えを示しました。

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