0001アルカリ性寝屋川市民 ★
2018/06/21(木) 05:38:44.16ID:CAP_USER9東武東上線武蔵嵐山駅から3キロ弱の立地で、都幾川に近い牧草地や水田などを転用した。事業期間は16〜19年度で、総事業費は約1億5000万円。財源には国の地方創生加速化交付金などを活用する。
運営は町や町商工会、観光協会などでつくる協議会が担う。地元農家でつくる農事組合法人「らんざん営農」が40人をパートで新たに雇用し、除草や水やりなどの作業をしてもらう。
これまでに約5万7000平方メートルに約3万5000株を植えた。6月16日に先行的に一般公開を始めた。紫と白の2品種を植え、色の違いを生かしてハートの形を描く演出もしている。23〜24日には「らんざんラベンダーまつり」(入場無料)を開く。有料の摘み取りサービスも提供する。
本格開業は19年で、3〜4品種を植える計画だ。開業期間は6月上旬〜7月上旬を予定。維持費に年間3千万円程度を要するため、本格開業後は入場料を徴取する。19年は8万人の来場を見込んでいる。
同町の16年の観光入り込み客数は約39万人。都幾川桜堤や紅葉の名所の嵐山渓谷のほか、千年の苑の西隣に嵐山渓谷バーベキュー場もある。同町は、ラベンダー園を夏季の観光名所に育てて「地域活性化の起爆剤にしたい」(岩沢勝町長)考えだ。県内には秩父市の芝桜や日高市のマンジュシャゲなど、関東有数の花の名所もあることから、これらの花と季節が競合しない点も考慮したという。
ラベンダーは香料の原料などの加工品にも利用できる。将来的にはラベンダー園の花を活用した特産品を開発し、町内の店舗で扱ってもらうことも検討する。
日本経済新聞 2018年6月19日 0:30
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