青森市で、1人暮らしの高齢女性が相次いで殺害された事件で今月19日に殺害されているのが見つかった79歳の女性は、事件の数日前に「不審な人物が自宅周辺をうろついている」と知人に話していたことが警察への取材でわかりました。警察は防犯カメラを解析するなど事件との関連を捜査しています。
青森市では、今月12日に菊地のり子さん(67)が自宅で首を絞められ殺害されているのが、今月19日には、菊地さんの自宅から100メートルほどの青果店兼住宅で、小山和子さん(79)が、首を絞められ、腹などを刃物で刺されて殺害されているのが見つかりました。

2つの事件は、狭い範囲で1人暮らしの高齢女性が狙われて首を絞められるなど共通点が多いことから、警察は同一犯の可能性があるとみて捜査しています。

警察のこれまでの調べでこのうち、19日に殺害されているのが見つかった小山さんは、事件の数日前に「自宅の周辺を不審な人物がうろついていて不安だ」と知人に不安そうに話していたことがわかりました。

警察は、付近の防犯カメラを解析するなど、事件との関連を捜査しています。

2018年6月22日 6時29分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/k10011490351000.html