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■サウスパークのチンポコモン・エピソードをインターネットで観た■


エミー賞にもノミネートされた傑作エピソードである。アメリカ人から観た日本人の奇妙さ、違和感を見事に描き出していて面白い。
一方で日本人からすると、我々はそう見られているのか、ということが発見されるであろう。
英語など一生懸命、しゃべれるように努力をしても、所詮、アメリカ人からみたら、極めてきつい発音の英語しか話せない人達として捉えられていることを、このエピソードは痛烈に示している。
また、相手を煽てて自分の意見を通すといった日本人の交渉術などもなかなか鋭く観察しており、彼らの知性に大いに感心する。
とはいえ、社長の名前がヒロヒトであることや、アメリカの資本主義を破壊するといった陰謀を日本人が持つということは流石の私でも抵抗を覚える。
特に、アメリカの資本主義によって日本は多くの利益を得ているので、その日本がアメリカの資本主義を破壊するということは、とりあえず今の時点では想像することもできないのではないか。
とはいえ、アメリカかぶれの日本人は必見の秀逸エピソードである。特に団塊世代のアメリカかぶれには観てもらいたい。
いくらアメリカが大好きでも、所詮、アメリカ人からすれば、こういう風にしか映っていないことを知るといいと思う。

https://vimeo.com/97167519

http://urban-diary.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05