https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/K10011491451_1806221829_1806221832_01_03.jpg

大阪府北部の地震でブロック塀が倒壊して女子児童が死亡したことを受け、東京・武蔵野市の小学校では、22日から法律の規定に反しているブロック塀の緊急の撤去工事が始まりました。

撤去が始まったのは武蔵野の関前南小学校のプールの脇にあるブロック塀で、30メートル余りにわたって通学路に面しています。

武蔵野市では大阪府北部の地震でブロック塀が倒壊し、9歳の女の子が死亡したことを受けて、22日から緊急の撤去工事を始め、作業員がハンマーや重機で塀を取り壊していました。

市によりますと、このブロック塀は昭和46年に設けられ、学校敷地の地面からの高さが1.2メートルを超えているものの、建築基準法の施行令で規定されている補強の壁が設置されておらず、規定に反した状態だということです。

この小学校に子どもが通っているという40代の女性は「大阪で子どもがブロック塀でなくなったのを知って、いたたまれませんでした。早急に対応してもらえたので、よかったです」と話していました。

武蔵野市教育委員会の大杉洋教育企画課長は「今の建築基準法には合致していないということで、撤去を決めました。子どもの安全を最優先にしていきたい」と話していました。

2018年6月22日 17時34分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/k10011491451000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_017

他ソース
基準満たさないブロック塀撤去 東京の小学校でも
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000130137.html
http://news.tv-asahi.co.jp/articles_img/000130137_640.jpg