0001ガーディス ★
2018/06/24(日) 20:50:41.39ID:CAP_USER9モノレールを運行する大阪高速鉄道によりますと、23日の点検で、地震のあと運行を取りやめていた列車の車両の下にあるゴム製の部品がずれているのが見つかりました。
この部品は揺れを吸収するためのもので、重さが5キロあり、落下すると、レールの下を歩く人や車などに危険を及ぼすおそれがあるとしてモノレールは、24日、終日全線で運休しています。
またすべての車両を再点検した結果、さらに5本の列車で部品がずれているのが見つかりました。このうちの4本の列車は今月21日から23日まで乗客を乗せて運転していて部品の落下の危険性があるまま運行を続けていたことになります。
大阪高速鉄道は「乗客の皆さんにご迷惑やご心配をかけて大変申し訳ない。乗客からは異音や特別な振動などの苦情は無かった。今後詳しい原因について調べて対策を行いたい」とコメントしています。
25日は点検で安全が確認できた車両を使い、通常より本数を減らして全線で運転を再開するということですが、朝の通勤・通学の時間帯は混雑が予想されるため利用者にいつもより早く家を出たり、ほかの交通手段を使ったりするよう呼びかけています。
専門家「設計見直しも」
鉄道の安全対策に詳しい関西大学社会安全学部の安部誠治教授は、「部品が落下すれば大きな事故につながりかねないので、その前に見つかったことはよかった。通常の使用によって起きたことも考えられるので、まずは原因をしっかりと調べることが大事だが、地震が原因ならば、設計の見直しや部品の補強など対策が求められる」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180624/k10011493751000.html