◆三菱重、商船を縮小祖業の地・長崎の建造半減

三菱重工業が商船事業を縮小する。主力の液化天然ガス(LNG)運搬船が韓国勢との価格競争で収益が悪化しており、香焼工場(長崎市)における建造の比率を半減し、クレーンなど生産設備の削減も検討する。
三菱重工の長崎における造船は祖業だが、商船は世界的な供給過剰のため日本勢は事業の縮小や見直しを急ぐ。
香焼工場はLNGと液化石油ガス(LPG)運搬船を主に手がけ、年間4隻程度を建造する。

日本経済新聞 2018年6月24日 2:00
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO32165860T20C18A6MM8000?s=1