>>462
第一 本中間報告書の目的

本件は、本年5月6日アミノバイタルフィールド(東京都調布市所在)で行われた日本大学保健体育審議会アメリカンフットボール部フェニックス
(以下「日大アメフト部」、「日本大学」を「日大」という。また、アメリカンフットボールを「アメフト」という。)
と関西学院大学アメリカンフットボール部ファイターズ(以下「関学アメフト部」または「関学大」という。)との第51回定期戦
(以下、「本件試合」ともいう。)において、日大アメフト部のディフェンスを務める宮川泰介選手が、
関学大アメフト部のクォーターバック(QB)の奥野耕世選手に対し、明らかにルールを逸脱した危険なタックルを行って負傷させ、
さらに、その後も奥野耕世選手以外の関学大の選手2名に反則タックル1回及び暴力行為1回を繰り返した結果、
資格没収となり、後日、これらの反則行為が日大アメフト部の指導者からの指示に基づくものであるとの疑いが生じ、
マスコミ等で大きくとり取り沙汰せる中で、大学ないし競技関係者のみならず、社会全体の注目を集め、
真相究明の必要性が強く求められるに至った事案である。
現在、標記委員会(以下「当委員会」という。)において、日大からの委託を受け、上記一連の反則行為に係る事実関係に基づく真相究明及び原因究明、
日大によるアメフト部に対するガバナンス体制の検証並びに再発を防止するための対策等につき、
鋭意調査中であるところ、本中間報告書は、現時点までの調査結果を踏まえ、本件反則校に係る事実関係につき判明した内容を中間的に報告し、
日大において可及的速やかに適切な措置を講じていくために必要な示唆を与えることを目的とするものである。

第三者委員会は「ケガさせろ」を認定するためでも内田氏、井上氏両名を傷害罪で訴えるために調査してるわけじゃなく
宮川の第一回目の反則行為がどのような経緯で行われたかを調査するためで調査結果として両名から指示されてやったと認定した。

結果的に奥野がケガが負ったか、学連が重大な反則と認定したかとかは関係がない