29日夜、県立高校に勤務する48歳の男性教諭が二戸市の飲食店で同僚の教諭の顔を殴り、けがをおわせたなどとして傷害の疑いで警察に逮捕されました。
警察の調べに対し、男性教諭は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは二戸市の県立福岡高校の教諭、土岐政幸容疑者(48)です。
警察によりますと、土岐教諭は29日夜10時半すぎ、二戸市内の飲食店で、同僚の34歳の男性教諭の顔を殴って鼻の骨を折るなどのけがを負わせたとして傷害の疑いが持たれています。

調べに対し、土岐教諭は容疑を否認しているということです。
これを受けて、県教育委員会は30日、会見を開き、教職員課の永井榮一総括課長は、「このような事件が起きたことは遺憾だ。高校の生徒に謝罪するとともに保護者会の開催も検討したい」と陳謝しました。

教育委員会によりますと、土岐教諭は昨夜、同じ高校の教諭や教育実習の学生あわせて10人余りと懇親会をしていて酒を飲んでいたということです。
教育委員会は今後、土岐教諭から話を聞いた上で、処分について検討するということです。

06月30日 16時51分
岩手 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20180630/6040001215.html