上院委員会でFBI長官「ひそかにスパイ行為だってできるだろう」

中国企業のファーウェイとZTEのスマートフォンを使わないように、アメリカの情報機関の高官が国民に呼びかけた。
CNBCによると2月13日の上院情報委員会で、中央情報局(CIA)や、連邦捜査局(FBI)、国家安全保障局(NSA)などの高官6人が出席。アメリカの消費者は、この2社の製品を使うべきでないという考えを示した。
ZDnetによると、この席でFBIのクリストファー・レイ長官は以下のように話したという。
価値観の違う外国政府に借りがある企業・組織が、国内の通信ネットワークで影響力を持つリスクを深く懸念している。
私たちの通信インフラに、プレッシャーをかけたり、影響を及ぼす能力を与えてしまう。
悪意を持って、情報を改ざんしたり、盗んだりできる。スパイ行為だってできるだろう。
ロイターによると、共和党のトム・コットン上院議員とマルコ・ルビオ上院議員は7日に、HUAWEIとZTEの通信機器について、アメリカ政府の購入やリースを禁じる法案を提出した。アメリカ当局者へのスパイ行為に対する懸念を理由としている。

http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/15/huawei-zte-fbi_a_23363100/?utm_hp_ref=jp-homepage