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 JR東日本は3日、首都圏で現在運行している在来線の約8300両の全車内に防犯カメラを設置すると発表した。新幹線のうち、未設置だった約200両にも導入する。6月に東海道新幹線で乗客3人が殺傷された事件などを受け、防犯態勢の強化を急ぐ必要があると判断した。東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年をめどに全車両で完了する方針だ。

 在来線の防犯カメラについては、JR東はすでに、新たに製造する全車両での設置を決定。山手線と特急の一部は既存車両への導入も決めていた。これを首都圏のすべての既存車両に拡大し、近く廃車予定の約200両を除く約8300両を対象とする。費用は約110億円を見込んでいる。

 在来線の普通車両では、乗降ドア付近の天井にある蛍光灯8本をカメラつきのものに交換する。特急やグリーン車は、客室やデッキの壁の3〜6か所に取り付ける。首都圏以外の在来線では従来の方針通り、新車両のみに導入する。

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2018年07月04日 10時18分
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