【室蘭】室蘭工業大学は4日、アカデミックハラスメント(教育や研究の場における権力を利用した嫌がらせ)をしたとして、大学院工学研究科の教授を停職6カ月、同研究科の助教を停職3カ月とする懲戒処分2件を発表した。

 教授は2016年4月〜18年3月、自分の研究室に所属する学生10人以上に威圧的な言動を繰り返した。中には、他の研究室に移らざるを得なくなった学生もいた。処分は1日付。

 助教は17年4月〜18年3月、自分の研究室の複数の学生に高圧的な態度で指導を行い、精神的な苦痛を与えた。学生1人には性的な嫌がらせと捉えられる言動を繰り返すセクハラもしていたといい、4日付で処分を受けた。

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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/205626
公式HP発表
https://www.muroran-it.ac.jp/guidance/news/post-18400.html