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参院選挙制度 維新「大選挙区制」導入 改正案提出へ
2018年7月5日 21時04分選挙

参議院の選挙制度をめぐり、日本維新の会は、定数を1割削減したうえで、全国を11のブロックに分けた「大選挙区制」を導入するとした公職選挙法の改正案を提出する方針を決めました。
参議院選挙の1票の格差を是正するため、自民党、公明党、国民民主党は、それぞれ公職選挙法の改正案を提出しており、参議院の特別委員会は、6日、審議に入ることにしています。

こうした中、日本維新の会は、5日午後、党の会合を開き、現在の242の定数を1割削減したうえで、全国を11のブロックに分け、候補者の名前を書いて投票し複数の当選者を決める「大選挙区制」を導入するとした改正案を参議院に提出する方針を決めました。

一方、共産党は、定数を維持しつつ、全国を10のブロックに分け、政党名などを書いて獲得議席を決める「比例代表制」を導入するとした案をまとめました。

山下副委員長は、記者会見で「選挙は議会制民主主義の土台で、数の力で決めることがあってはならず、合意を得る努力を尽くすことが必要だ」と述べました。