滝本太郎

滝本 太郎(たきもと たろう、1957年1月17日 - )は、日本の弁護士(登録番号:18596、「横浜弁護士会」所属)。

オウム真理教をはじめカルト問題を数多く手がけており、「日本脱カルト協会(JSCPR)」理事・事務局長、「カナリヤの会」窓口[1]を務める。

主張
死刑制度
滝本は元々死刑廃止に明確な態度を示していなかった[7]が、友人の弁護士だった坂本堤がオウム真理教信者に殺害された事件をきっかけに死刑制度を容認する立場に転じた。

ただしオウム真理教事件に関しては、滝本は麻原以外の死刑囚の死刑執行には反対している。
坂本弁護士事件の実行犯の一人である中川智正の裁判に出廷した際には「何万カルパ経っても許さないが(中川を)死刑にしたいとは思わない」と語った[8]。

麻原については説法を引用し「死刑を望みます。人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死ぬ、死は避けられない。だからこそ刑罰の行使として死刑を望みます」と述べている[9]。

奇跡の詩人問題
2002年放送のNHKスペシャル「奇跡の詩人」を批判、『 異議あり!「奇跡の詩人」 』という本も出版した。そのためNHKの出演禁止ブラックリストに載っているという[10]。

日の丸9条の会
2015年9月、「日の丸9条の会」結成[11]。もっとも、滝本を知る弁護士達からは“日本の国旗と日本国憲法第9条は相容れない”と批判されている[12][13]。