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大雨で３人死亡 ５人行方不明に （午後10時）
2018年7月6日 6時18分大雨 被害

ＮＨＫが各地の警察や消防を取材してまとめたところ、この大雨のため、６日午後10時現在、全国で３人が死亡し、５人の行方がわからなくなっています。

６日午前９時半ごろ、兵庫県猪名川町の工事現場のため池で、大雨で流されたごみを排水管から取り除こうとしていた作業員３人が流され、59歳の男性が死亡しました。

また、広島県安芸高田市の田草川の下流で６日朝、近くに住む59歳の男性が流されているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は、誤って川に転落した可能性があるとみて調べています。

京都府亀岡市では５日夜、車で自宅を出たあと行方が分からなくなっていた52歳の女性が、大阪府内の川で見つかり、死亡が確認されました。

警察は、避難の途中で、車ごと川に流された可能性があるとみて調べています。

一方、６日朝早く、高知県香南市で、牛乳配達に出かけた43歳の男性の行方が分からなくなり、警察と消防は、車ごと川に流されたとみて行方を捜しています。

また、奈良県大和郡山市では、66歳の男性が水路の様子を見にバイクで出かけたまま帰ってこないと家族から通報がありました。
バイクは水路の近くで見つかりましたが男性の姿はなく、警察は、増水した水路で流された可能性があるとみて行方を捜しています。

さらに、北九州市門司区では６日朝、住宅に崩れた土砂が流れ込み、60代の夫婦と連絡がとれなくなっています。大量の土砂が流れ込んでいるため、捜索は難航しているということです。また、福岡県筑紫野市原田では、６日午後、消防隊員が60代の女性の救助活動中に女性とともに濁流に流され、消防によりますと、隊員の無事は確認されましたが、女性の行方は分かっていないということです。

このほか、広島県内では「土砂で人が埋まった」という通報や救助要請が相次ぎ、消防などが活動に当たっていますが、被害の全容は分かっていません。