◆クワガタなど158匹密輸容疑 ベネズエラで日本人逮捕

南米ベネズエラで6月、取引が規制されているカブトムシやクワガタを密輸しようとしたとして、東京都台東区の三ケ島幸助容疑者(47)が現地警察に逮捕されていたことが7日、わかった。
地元メディアなどが報じた。

報道によると、三ケ島容疑者は6月14日、首都カラカス近郊のマイケティア市にある空港から、カブトムシやクワガタ計158匹を国外に持ち出し、違法に取引しようとしたとして逮捕された。
イスタンブールに向かおうとしていたところ、手荷物検査で判明したという。

在ベネズエラ日本大使館は「日本人が逮捕されたことは把握している。現地警察で、現在も捜査が続いている」と説明した。
三ケ島容疑者は東京都内でカブトムシとクワガタを専門に販売する店を経営。
ベネズエラなど中南米には希少種がおり、高く売れるという。

朝日新聞 2018年7月7日23時15分
https://www.asahi.com/articles/ASL771W0BL77UHBI002.html