相模湾に面する海岸で今月に入り、触手に強い毒を持つクダクラゲの一種「カツオノエボシ」が相次いで確認され、神奈川県が注意喚起している。
県によると、人的被害は確認されていないが、6日までに小田原海岸から逗子海岸までの範囲で約600個体を回収した。刺されると、電気ショックを受けたような痛みを感じて患部が腫れ、2度目に刺されると重篤なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こして死亡する可能性もあるという。

 県は「刺された場合は触手を触らずにはがし、医師の診察を受けて」と注意を呼びかけている。【堀和彦】

毎日新聞 2018年7月8日 14時43分(最終更新 7月8日 14時56分)
https://mainichi.jp/articles/20180708/k00/00e/040/205000c