7/10(火) 14:50配信
デーリー東北新聞社

 台湾の台北市立松山高級工農職業学校の教育実習旅行団が9日、青森県庁に三村申吾知事を訪ね、南部町や十和田市などで行われる農業研修に意欲を示した。研修は13泊14日の日程で、21日に帰国する。

 同校は台北市で唯一農業科を有する高校で、教育実習旅行で県内に訪れるのは2年目。県によると、海外からの教育旅行で2週間の長期にわたり県内に滞在するのは珍しいという。

 旅行団には生徒16人が参加。名久井農業高の生徒との交流やサクランボ収穫、県産業技術センター農産物加工研究所(六戸町)でのブルーベリージャム作りなどを体験する。

 生徒は「テストに合格してここに来られてうれしい。農産物の生産、流通を勉強したい」「青森県のサポートがあってここに来られた」と研修への抱負を語った。三村知事は「素晴らしい経験が得られることを願っている」と歓迎し、エールを送った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00010010-dtohoku-l02