https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180711/k10011528281000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

岡山県の被災地に「DHEAT」を初派遣へ
2018年7月11日 14時56分豪雨 生活・支援

西日本豪雨で避難生活を送る人たちの健康管理をサポートするため、厚生労働省は今年度から運用が始まった医師や保健師などによる災害時の支援チーム「DHEAT」(ディーヒート)を初めて岡山県に派遣することになりました。

医師や保健師などからなる支援チーム「DHEAT」は東日本大震災や熊本地震を受けて、厚生労働省が今年度から新たに運用を始めた取り組みです。

大規模な災害が起きた被災地に入り、地元の保健所の業務を支援して、避難生活を送る人たちの健康管理をサポートします。

厚生労働省では、岡山県からの要請を受けて、長崎県の医師や保健師、薬剤師、それに栄養管理士と事務職員の合わせて5人のチームを初めて派遣することになりました。

被災者の健康状態を把握して医療関係者などがどこでどんな活動に当たるかを決めたり、感染症を防ぐための対策などを支援したりするということで、12日から今月末まで岡山県内で活動する予定です。

また、厚生労働省によりますと、広島県からも11日、「DHEAT」の派遣について要請を受けたことから、現地で今月17日から活動できるよう派遣に向けた手配を進めているということです。