https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12391024235.html

確かに、民主党政権期に治水対策費が大幅に削減されたのは事実です。

とはいえ、それ以上に重要なのは、

● そもそも、治水対策費を大幅に減らしたのは、橋本政権、小泉政権という自民党政権
● 安倍政権にしても、民主党政権期に減らされた治水対策費を全く増やしていない。というか、むしろわずかながら減らしている。

という「事実」です

【日本の治水事業関係費の推移(億円)】
http://mtdata.jp/20180715-1.jpg

グラフの通り、村山政権までは2.2兆円規模だった治水対策費を、橋本政権が削減を始めます。

その後、主に小泉政権下で治水対策費は大幅に削減され、2009年(麻生政権)には1.3兆円になってしまいました。

それを、民主党政権が8000億円台に減らしました。

第二次安倍政権発足後にしても、別に治水対策費が増えたわけではなく、8000億円前後をうろうろし、
実は日本の治水対策費が「最低」になったのは、2017年です。

さて、治水対策を疎かにし、「不作為の殺人者」となったのは2009年までの自民党政権ですか?

政権交代後の民主党政権ですか?

それとも、2013年以降の安倍政権ですか?

どう考えても、全員でしょ。
そして、これらの政権を発足させた、公共事業を意味もなく否定し続けた日本の有権者の責任ではないのですか?