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https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/heavy_rain0705/?utm_int=news_contents_news-closeup_001
岡山県の防災情報メール 特別警報時にトラブルで遅延
7月12日 17時52分
住民への避難指示など緊急の内容を含む情報を配信している岡山県の防災情報メールのシステムにトラブルがあり、最大級の警戒を呼びかける特別警報が発表される中、200万通近くのメールの配信に最大2時間ほどの遅れが出ていたことがわかりました。

岡山県が配信している「おかやま防災情報メール」は、気象台が発表する警報や注意報、自治体による避難指示などの情報を配信していて、およそ6万4000人が登録しています。

ところが、県によりますと今回の豪雨災害ではシステムのトラブルが発生し、今月6日の午後6時半すぎから7日の午前11時半までの間に配信されたメール、およそ192万通について、21分から最大で2時間ほど配信が遅れました。

この間、岡山県では、最大級の警戒を呼びかける特別警報が発表されていて、緊急の避難を住民に求める避難指示も各地で出されていました。

原因は、短時間に数百通のメールを配信しようとしたため、迷惑メールだと認識した一部のフリーメールが受け取らず、再配信する処理に時間がかかったことで、結果として全体のメールの配信に遅れが出てしまったということです。

その後、およそ3000のフリーメールのアドレスへの配信を中止したところ、遅れは解消しましたが、これらのアドレスにはメールは届かないままだということです。

岡山県危機管理課の根石憲司課長は「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。利用者の安全に影響を与えた可能性も十分あると認識しています。配信に遅れが出ない対策を検討し、再発防止に努めていきたい」と話しています。