中学の同級生に知的障害の子がいたよ
華奢で常に口は半開き、虚ろな目をしていて静かな子だった
自力で制服のリボンが結べなくて、面倒見のいいクラスメイトがいつも笑いながらリボンを結んであげていたよ
中学進学の際に、学校も周りの大人たちも「あなたのお子さんなら成績優秀者になれるから」と養護学校を強く勧めたけど、母親が「うちの子はおかしくない!」と猛反対して学校が根負けしたんだって
その結果、成績が悪すぎて高校に進学できなかったよ
子供の将来を思うなら親のエゴを押し通すのは得策ではない