■観念崩壊セミナー事件
麻原彰晃の三女である松本麗華が中心となり1996年8月24日から、10月下旬まで断続的に行われたセミナー。
当時13歳だったアーチャリー(松本麗華)の思い付きにより監修、指示の下に行われたセミナーだったが内容があまりに過激だったために障害者となった者などを多く出した。

(中略)

内容は次第にエスカレートし、縛り蓮華座では足を紐でぎっちりと縛りつけられあまりの苦しさにのたうち回ったり、絶叫する者も出た。
それに対し三女は「逃げてどうする。地獄に堕ちてもいいのか!」と言われ「地獄に堕ちてもいいから、ほどいてくれ!」と叫び出す者などが続出した。
長時間にわたる「縛り蓮華座」の結果、足部のうっ血が原因で毒素が内臓に達し、救急車で病院へ担ぎ込まれる者も多数出た。
結果、びっこをひく身体障害者となる者、両足切断寸前となる者、酸素吸入を受ける者、熱射病にかかる者、死にかける者、意識不明となる者や負傷者も続出、脱会者も多く出したという。
「突っ込み」と呼ばれていたものでは、1人の信者を数人の信者がで取り囲み、罵声を浴びせ、当人の弱点や悪行を涙を流すまで責め続け、三女が「いい」というまで続けられた。
時には監督にも矛先は向けられ、三女をはじめ他の監督らが罵声、軽蔑、無視などの責苦を与え監督から排除し数ヶ月間無視するなどの行為が行われた。
セミナーを通し、三女は出家信者らから「恐怖を伴う神格化」がなされた。