うわあ。

2018年5月30日

愛媛県で進む国直轄の
鹿野川ダムの隣の山鳥坂ダム事業に根強い反対の声

 愛媛県では、山鳥坂(やまとさか)ダムと鹿野川ダムの事業が進められています。
 山鳥坂ダムは1994年に基本計画が告示された国直轄のダム事業ですが、当初から必要性が疑問視されてきました。
1998年には当時の与党三党(自民党・公明党・保守党)が中止を勧告しましたが、加計問題でも知られる加戸守行知事(1999~2010年)の強硬な働き掛けにより、計画が継続された、いわくつきの事業です。
 2009年に誕生した民主党政権は、全国のダム事業の見直しを掲げ、山鳥坂ダム中止の可能性が再び高まりました。
愛媛県の中村時弘知事は、政局に揺れるダム予定地住民を支援するため、ダム事業と切り離した生活基盤緊急支援事業を開始しましたが、国交省は2013年、山鳥坂ダムの「事業継続」を決定しました。
 当初予定されていた治水・利水を合わせた多目的ダムから、「利水」が抜け、「治水」目的のみのダム事業として進められ、2008年より道路の付け替えなどの関連工事が始まっています。
現在のダム計画では完成は2026年度が予定されていますが、公式サイトには完成予定年度も事業費も書かれていません

wikiより賛否

水没予定地の住民が建設を容認する一方で下流の市民団体などからは反発の声が上がっている。
肱川では台風や大雨で何度も水害が発生しており、治水対策が不可欠となっており賛成派からは水位の低下が期待できるダム建設が必要と主張している。
一方、反対側からは治水効果への疑問やダムでなく堤防の建設を望む声が上がっている。

https://i.imgur.com/dWwzXcY.jpg