2018年7月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201807/CK2018071302000138.html

 都は十二日、板橋区の日本語学校の外国人学生や教員ら計五十四人が結核に集団感染したと発表した。このうち十四人が発病したが、既に通院治療中で、周囲に感染する恐れはないという。

 都によると、最初に発病した男子学生(19)は昨年十二月ごろからせきが出始め、今年一月に結核と診断された。治療を受けて帰国している。感染したほかの学生らとは同じ教室で授業を受けるなどしていた。
 都内では、二〇一六年は二千三百四十人が新たに結核患者になっている。都は、せきやたんの症状が二週間以上続く場合は医療機関で受診するよう促している。 (榊原智康)