辺野古に新たな柵設置
土砂投入の抗議激化備え
2018/7/15 02:00
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米軍キャンプ・シュワブの工事車両用ゲート前で進められる柵の設置作業(奥)=15日午前0時46分、沖縄県名護市辺野古
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防衛省沖縄防衛局は14日深夜、沖縄県名護市辺野古にある米軍キャンプ・シュワブの工事車両用ゲート前で、新たな柵の設置に着手した。関係者が明らかにした。
政府は早ければ8月17日にも辺野古沖で土砂投入を開始し埋め立てを本格化させる予定で、抗議活動が激化するのは必至。柵の設置は抗議の激化に備え、工事の遅延を回避する狙いがあるとみられる。

現在、工事用ゲート前には網を張った高さ3〜4メートルの柵が置かれ、その前に警察車両を配置している。反対派は車両と車道の間で座り込みを続けているが、新たな柵設置で、座り込むスペースはほとんどなくなる。