西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県で、ボランティアの作業を補助するロボットスーツが活躍した。

 腰の負担が最大40%軽減されるといい、がれきなど重い物の撤去に効果を発揮した。

 スーツを持ち込んだベンチャー企業サイバーダイン(茨城県つくば市)の中沢泰士さん(43)によると、もともとは工場などでの作業用。
レンタル販売していた岡山県内の自動車部品メーカーから「災害現場で使えないか」と提案があり、急きょプログラムを書き換えた。

 13日から15日まで、高梁市と倉敷市真備町地区で計14台をボランティア活動に使用。スーツを装着し、
重さ十数キロの土のうを運んだボランティアからは「腰痛を感じない」「行政で用意してほしい」と好評だったという。

 中沢さんは「災害現場での作業は想像以上に過酷。ニーズは絶対にある」と話している。 

7/18(水) 5:32配信 時事通信
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