7/18(水) 13:54配信
十勝毎日新聞 電子版

 大樹町の生花苗沼(オイカマナイトー)で18日、1年に1度のヤマトシジミ漁が行われた。漁業者が早朝から繰り出し、泥の中から手探りで特大のシジミを次々と掘り出した。

 大樹漁協(神山久典組合長)では資源保護を目的に、漁は年1回のみとしている。同沼は泥の養分が豊富で、シジミは大きいもので5センチ以上にも育つ。

 この日は午前4時ごろから数十人が、事前に海に面した砂壁を崩して水位を下げた沼に、ゴムボートを引いて入った。

 漁業者は泥をかき分けたり、膝上まで水に漬かったりしながら、隠れたシジミを探した。
 漁業者の男性(50)は「まずまずの量と大きさ。だしは出過ぎるくらい出るし、身も楽しめる。(ぬかるみで)採るのは大変だが、皆さんに味わってもらえれば」と話した。(眞尾敦)

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