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高温のアルミに浸水が接触し爆発か 岡山 総社
2018年7月19日 19時46分豪雨 被害

大雨の特別警報が出ていた今月6日、岡山県総社市にあるアルミのリサイクル工場で起きた爆発で、従業員が「高温のアルミを炉から出していたら浸水がひどくなり避難した」という趣旨の話をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、高温のアルミに大量の水が接触し、水蒸気爆発が起きた可能性があると見て調べています。

今月6日の深夜、岡山県総社市下原の「朝日アルミ産業」の工場で爆発が起き、近くの住民がけがをしたほか、住宅の屋根や窓ガラスが壊れるなどの被害が出ました。

当時、岡山県には、大雨の特別警報が出ていて、従業員は爆発の前に全員避難して無事でしたが、捜査関係者によりますと、最後まで残っていた従業員は「高温のアルミを炉から出していたら浸水がひどくなり、午後10時ごろ避難した」という趣旨の話をしているということです。

警察は、高温のアルミに大量の水が接触し水蒸気爆発が起きた可能性があると見て調べるとともに、業務上過失傷害などの疑いがないか、関係者から話を聞いています。

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