◆アイスは氷菓人気「ガリガリ君」出荷3〜4割増

連日の猛暑が消費にも影響を与えている。
エアコンが販売を大きく伸ばし、ビールやアイスクリームなどの売れ行きも好調だ。
低調な個人消費をどこまで押し上げるか注目される。

家電量販大手のビックカメラでは、6月のエアコンの売り上げが前年比で2割増となり、7月に入っても好調が続いているという。
関東甲信の梅雨明けが6月29日と例年より早く、その後も各地で猛暑が続いていることが大きい。

ダイキン工業は今夏の猛暑を想定し、エアコンの生産計画を7〜9月は前年比で1割増とする方針だ。
AI(人工知能)が体感温度の変化を推測し、気流の向きや風量を調整するなど、各社が高機能商品を強化していることも販売増につながっている。

ローソンでは、冷やし麺やアイス、制汗剤といった商品が好調だ。
7月9〜15日の夏向け商品の売り上げ(関東地方)は、前年比5〜10%増となった。
アイスでは氷菓が人気で、代表格の「ガリガリ君」を製造する赤城乳業によると、ここ数日の出荷は前年比3〜4割増という。

読売新聞 2018年07月19日 10時59分
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180719-OYT1T50008.html?from=ycont_top_txt