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温暖化の暴走が行きつく先には、人類絶滅という最悪の結末もあり得る。

今年3月に亡くなった「車イスの天才宇宙物理学者」スティーブン・ホーキング博士は、昨年7月、BBCのインタビューの中で、地球温暖化防止の国際的な合意「パリ協定」からトランプ政権が離脱を表明したことを厳しく批判。

米国がパリ協定から離脱することで、地球温暖化が加速、「気温250度、酸性雨が降り注ぐ金星のような高温の惑星へと地球を追いやるだろう」と警告した。

山本教授は「ホーキング博士だけでなく、温暖化が人類存続を危うくするものだという声は、世界の専門家から次々と上がっている」と強調する。
「ドイツのメルケル首相のアドバイザーのジョン・シェルンフーバー博士は、このまま温暖化が進行したら、今世紀末には人口の大半が犠牲となるだろうと警告していますし、
ローマ法王フランシスコも『このままでは最後の審判が近い』と公文書で温暖化の脅威を訴えています。
あと20年くらいで脱炭素社会を実現しなければ、こうした予測は現実のものとなるでしょう」。