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京都 下鴨神社で伝統の御手洗祭
2018年7月20日 21時29分

京都の世界遺産、下鴨神社で境内の池の水に足を浸して無病息災を祈る御手洗祭(みたらしまつり)が20日から始まりました。

下鴨神社の御手洗祭は、平安時代に貴族が境内にある池でみそぎを行ったのがはじまりとされ、足つけ神事とも呼ばれます。

初日の20日は、午前中から大勢の人が訪れ、幅が6メートル余り、長さが50メートルほどの細長い御手洗池にひざまでつかりながら池の端までゆっくりと進みました。

そして、火をともしたろうそくを供えて無病息災を祈っていました。

猛暑が続く京都市では20日も、午前11時半までの最高気温が35度6分と猛烈な暑さとなりましたが、池のわき水は水温が18度ほどだということで、参拝者はひんやりとした感覚を楽しんでいました。

9か月の娘を連れて夫婦で訪れた向日市の女性は「最初は冷たくて思わず叫んでしまいましたが、慣れてくると気持ちよかったです。娘と毎年訪れたいです」と話していました。

下鴨神社の御手洗祭は今月29日まで行われています。