◆IRは動向注視し検討継続

カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備法が成立したことを受け、愛知県の大村知事は、今後、国が示す具体的な方針を踏まえながら誘致の検討を続ける考えを示しました。
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備法は、7月20日、参議院本会議で可決・成立しました。

愛知県は、常滑市の中部空港の隣接地にIRの誘致を検討していて、専門家の研究会がことし3月、国際会議などを開催できる大規模な施設と一体的に整備すれば、国際的な競争力を高めることができるとする検討結果をまとめました。
大村知事は、23日の定例の記者会見で整備法の成立について「世論調査をみてもカジノについての国民の拒否感は強い。

まずは政府与党が国民に理解してもらうよう説明責任を果たしていくべきだ」と述べました。
そのうえで「今後、政令や省令が制定され、整備に向けた基本方針やスケジュールなどが順次示されてくるので、そうした動向を注視していきたい」と述べ、今後、国が示す具体的な方針を踏まえながら誘致の検討を続ける考えを示しました。

NHKニュース 2018年07月23日19時12分
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180723/3667232.html