現実には海外水道民営化の殆どは成功している。
だからこそ、ほんの一部しか公営に戻さない。

ただ、その一部だけを針小棒大にとりあげたり、
公営に戻した後、また民営化したとこを無視したりして、
海外民営化が失敗というイメージを広めたがる人が多いだけ。

先進国の場合は日本同様のパターンが多く、
公営時代の料金が安過ぎるので、民営化しようが公営のままだろうが上がる。

あと、そもそも民営化というのは20〜30年スパンで行われるので、
日本みたいなデフレの国でも無い限り、
インフレによっても倍くらいに上がってしまう。

公営化でやった場合との比較や、インフレ率無視した、
民営化すると水道料金が上がるという主張は、誤魔化しが多過ぎる。

水道料金は公営だろうが民営だろうが上がる、
ただ同程度のサービスであれば、民営の方が多少値上がりを抑えられる可能性がある。
現実はそんなところ。

そして民間事業者による給水人口は年間5000万ペースで増加している。
公営に戻すとこは、そのごく一部だよ。