シリアで220人超死亡
イスラム国が自爆や襲撃
2018/7/26 01:05
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25日、シリア南部スワイダ県で、自爆テロで破壊されたとみられる車(国営シリア・アラブ通信提供、ロイター=共同)
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【カイロ共同】シリア南部スワイダ県で25日、過激派組織「イスラム国」(IS)による自爆テロや襲撃が相次ぎ、シリア人権監視団(英国)によると、市民や兵士ら183人が死亡した。
アサド政権軍は掃討作戦を展開し、IS戦闘員45人も死亡した。死者は計220人を超え、多数が負傷した。ISが犯行声明を発表した。

死者数はさらに増える恐れがあり、最近では異例の大規模衝突となった。

内戦が続くシリアで、ロシアの支援を受けて優勢な政権軍は南部3県の反体制派拠点をほぼ制圧し、反体制派主要勢力との戦闘は停止した。
だが、ISなど過激派は抵抗をやめず、不安定な情勢が続いている。