京都市伏見区で西日本豪雨による土砂崩れが発生し、住宅街の近くまで土砂が押し寄せました。この土砂は無許可で造成された土地のものだったことが分かりました。

 8日ごろ、伏見区の大岩山の山頂付近の土砂が約400メートルにわたって流れ落ちているのを住民が発見しました。土砂崩れによる人や建物への被害はありませんでした。住民によりますと、土砂は去年9月以降に運び込まれたもので、当時から市に危険性を訴えてきたということです。
 住民:「京都市は、これは自然災害だと対処を全然してくれない。人命軽視もいいところだと思う」
 市は土地を所有する業者が無許可で造成していることを把握して是正するよう指導していましたが、業者から工事計画書は提出されていませんでした。市は「今後は期限を定めて指導する」としています。

動画は下記
http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_society/articles/000132620.html