>>498

>蒋介石の対日賠償放棄はウソである
>天皇制存続が可能になったのは、むしろ米国の知日派の主張によるものだ。
>賠償放棄に至っては蒋介石が自ら思い立ってそうしたものではなかった。
>1951年に日本が台北で蒋政権と「日華平和条約」締結交渉をしたさい、蒋政権は「国民感情が許さない」と称して、賠償を強く要求した。
>日本側は、中華民国政府は台湾しか支配していず、中国本土に支配権を及ぼしていないとの理由で、その要求を蹴り、
>一時は交渉が中断し、日本側代表団は本国に引き揚げた。
>最終的にはダレス米国務長官が蒋介石に圧力をかけて、賠償要求を断念させ、そのかわりに、条約の議定書に「中華民国は、
>日本国民に対する寛厚と善意の表徴として、……〔賠償請求権〕を自発的に放棄する」旨を盛り込み、蒋介石の面子を保ったのである。
>この経緯は、外務省編集の『外務省の百年』(原書房)で明らかにされている。