◆国際生物学オリンピック、12年連続で高校生4人全員がメダル獲得

イランで2018年7月22日まで開催された「第29回国際生物学オリンピック」において、日本代表として参加した高校生4人全員がメダルを獲得する好成績を収めた。
4人のうち、2人が銀メダル、2人が銅メダルを手にした。

国際生物学オリンピック(IBO)は、高校生を対象とした生物学の国際的なコンテスト。
個人戦により、生物学の理論問題と実験問題が課される。
成績優秀者には金メダル(参加者の約1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)が贈られる。

第29回国際生物学オリンピックは、イランの首都テヘランで2018年7月15日から22日まで開催。
71か国・地域から269人の生徒が参加した。

日本からは、筑波大学附属駒場高校2年の石田廉さん、灘高校2年の鳥羽重孝さん、東京都立西高校3年の鈴木万純さん、桜蔭高校1年の濱笙子さんの4人が代表として参加。
石田さんと鳥羽さんが銀メダル、鈴木さんと濱さんが銅メダルを獲得した。

日本は、IBOに2005年から毎年参加し、高校生4人の派遣を続けている。
日本代表のメダル獲得は14年連続、派遣した高校生4人全員のメダル獲得は12年連続となる。
IBOは2019年にハンガリー、2020年に日本で開催される。

リセマム 2018.7.25 12:15
https://resemom.jp/article/2018/07/25/45846.html