東京都文京区に本拠を置く出版社の「株式会社海悠出版」は、7月25日までに事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。

1992年に設立の同社は、釣り関連の雑誌・書籍・DVDの企画・制作・販売を手掛け、海釣り情報を扱う月刊誌の「磯・投げ情報」を主力誌とするほか、釣り場ガイドシリーズや釣り入門・魚料理レシピなどのムック本を発行していました。

しかし、出版不況に伴う発行部数の減少に加え、広告出稿の低迷も重なり業績が悪化したため、今後の業績回復は困難と判断し今回の措置に至ったようです。

2018年7月31日 16:59
不景気.com
https://www.fukeiki.com/2018/07/kaiyu-shuppan.html