ファミリーマートと書籍取り次ぎ大手の日本出版販売(東京)は1日、コンビニエンスストアと書店が一体となった店舗の展開で提携したと発表した。書籍の店頭販売が右肩下がりとなる中、品ぞろえが豊富で客足が見込めるコンビニと一体となることで売り上げの回復を図る。ファミマは異なる客層を呼び込む機会とみている

ファミマと日販の書店統括子会社が包括提携した。日販のグループ書店はリブロ(東京)や積文館書店(福岡市)など9社で、計約270店舗を展開する。コンビニとの相乗効果が見込める書店を一体型店舗に改装していく。
 
提携1号店となる「ファミリーマート積文館書店三日月店」が2日に佐賀県小城市にオープン。ファミマは2015年に書店チェーン大手のTSUTAYA(ツタヤ、東京)とも一体型店舗の展開で提携している。

2018年08月01日16時28分
時事ドットコム
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